先日の記事でポーターのカバンは「人と被りすぎる」「使い勝手が悪い」「修理が遅い」などと散々にディスったうえ、ポーターとの決別宣言をしました。
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ポーターを卒業してブリーフィングのお洒落な3wayビジネスバックを購入したら通勤&出張が捗りすぎた件
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以来、収納力バツグンのブリーフィングの3wayリュック一本で日々の通勤から遠方への出張まで、バリバリとこなしてきたわけですが、持ち物が少ない時にはこのバッグは少々大きいのです。
で、サブで薄型のブリーフケースが欲しいと思ったものの、例えば、ブリーフィングのSSL LINERは4万もするので却下。やっぱりブリーフィングは高いですね。
その結果、やむを得ず、チャックが壊れたポーター2wayを修理して、サブバッグとして有効活用しようということになったわけです。ちなみ、この2wayバッグを修理に出すのは二度目です。前回修理に出した時の記事はコチラ。
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ポーターの修理はどこで受け付けてくれる?
ポーターの修理は購入したカバン店で受け付けてくれます。
最近は通販で購入される方も多いと思いますが、お店が遠方だと難しいですよね。郵送すると往復だけで結構な費用がかかりますし。
そんな場合はポーターの全国にある直営店、ポータースタンド、クラチカのいずれかに持っていくことをおススメします。他店購入のバッグであっても、快く修理を受け付けてくれますよ。
直営店などは以下の公式サイトから調べられます。
https://www.yoshidakaban.com/shopinfo/
私のポーターは通販で購入したものなので、前回のナスカン修理と同様、最寄りのクラチカに持ち込むことにしました。
ちなみに、過去に家族が丸井で修理を依頼したことがありますが、丸井で購入したことを確認されはしましたが、特にレシートを見せたりして購入の証明をする必要はありませんでした。
つまり、その気になれば、他店で購入したカバンであっても、丸井で購入したと言い切れば、対応してくれる可能性は非常に高いです(^^;
壊れた個所
まずは修理前の状態を紹介しておきます。
ぱっと見ではわかりませんよね。
フロントにあるサブファスナー部分を拡大した写真がこちらですが、穴が開いているのがご覧いただけますかね?
私は定期などをここに入れており、1日に何度もチャックの開け閉めをするので、かなり負担がかかっていたのかもしれませんね。
さらにフロントポケットの縁に沿って縫い付けられているレザー部分が色落ちしてみすぼらしくなっています。
サフィール補修クリームを塗れば、目立たなくはなりますが、痛みが激しく表面がザラザラなので、いっそ交換してしまった方が良いと判断した次第です。
ということで、今回修理をしたいのはサブファスナーとフロントポケットのサイドレザーの2点です。もう十分に元は取るぐらい使っているので買い換えてもいいんですけどね・・
気になる修理代金と納期は?
まずは納期から。
いまでも3カ月程度はかかるようです。テレビ番組で特集された後の修理納期は4カ月でしたから、当初に比べれば一応短縮はしているようですね。
実際、今回の私の場合は依頼日から修理品が届くまで、3か月と一週間でした。軽微な修理であれば、もう少し短いかもしれません。
修理依頼から受け取りまでの流れはこんな感じです↓
3月中旬:修理を依頼
1か月後:見積結果の電話連絡
3か月後:修理完了
そして気になるお値段です。
当然カバンの種類や修理の内容によって異なりますが、私の場合はサブファスナー、フロントポケットのサイドレザー、メインファスナー、根革の3か所の交換で13,000円(税別)でした。
意外と高いという印象を持たれると思いますが、高くなったのには訳があります。
実はサブファスナーとフロントポケットのサイドレザーの交換だけであれば、6,000円程度で済むらしいのです。ただ、修理納期もかかることから、ついでに他にも劣化で壊れそうな場所は予算(1.5万円)内で直して欲しいとお願いしたのですね。
その結果、見積もりの際に、メインファスナーと根革も、かなり損傷しているので長く使うなら交換した方が良いし、同時に作業すれば、手間も減って割安になるというご提案を受けまして、3か所同時交換となったわけです。
タークの本体価格は26,500円(税別)ですから、修理費がほぼ半値ということですね。今思えば、1.3万も出すなら新品買った方が良かったという気持ちもあります(^^;
修理の仕上がりは満足できるものか?
修理後のカバンの写真がこちらです。これじゃ全然わかりませんから拡大してみましょう。
穴が開いていたサブファスナー部ですが、交換したのでピカピカです。チャックのタブの部分まで綺麗になってうれしいです。
色落ちが激しかったフロントポケットのエッジ部分も張り替えてもらってピカピカに。
そして職人さんのススメで交換した根革部分がこちら。当初は修理をするつもりはなかったので修理前の写真がないのですが、結構、カバンの中身が重いときにはショルダーを多用していたので、根革はボロボロでした。切れる前に変えて良かったです。
似たような写真で申し訳ないですが、最後がメインファスナーです。レザー部分を丸々交換してもらっています。
おかげで、ナイロンの本体記事とファスナーの間の部分の色落ちが目立ってしまっていますが、この程度なら革製品の補修として大定番のサフィール補修クリームを塗れば簡単に綺麗になるので問題なしです。
まとめ
以上、2度目のポーター修理の模様をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
正直なところ、今回は過剰に修理し過ぎた感もありますが、これであと3年、サブバッグとしての使用であれば、もっと長く使えるでしょうから、トータルとしては満足です。
ポーターカバンの価格は割高な印象はありますが、修理代に関して言えば、今回の1.3万は部品代や作業にかかる手間を考えれば、安い印象があります。
難点は修理にかかる納期ですかね。やはり3か月は長いです。その間、代わりのバッグが用意できる方にはおススメでしょう。