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資格取得

第一級陸上特殊無線技士(一陸特)に合格したので勉強法や免許申請方法をまとめてみる

投稿日:2015-11-10 更新日:

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本日、一陸特の合格者発表がありまして、無事に一発合格しました(^^)v

合格発表は以下のサイトで確認できます。2週間の期間限定なのでご注意ください。別途、結果通知書も送られてくるようです。

■無線従事者国家試験の合格者リスト (掲載期間: 11月10日~11月24日)
http://www.nichimu.or.jp/kshiken/kekka/index.html

さて、私の得点ですが、あくまで自己採点となりますが、間違えたのは法規1問だけで55点/60点、無線工学は120点/120点という想像以上の結果が出せました。

私が楽勝で合格できたのは、ネットの情報を参考に効率良く試験対策が出来たこともありますので、他の方の何かの役に立てればと思い、私が取り組んだ勉強法や試験のコツ、そして免許申請の方法までを簡単にまとめたいと思います。

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一陸特の難易度や勉強時間について

一陸特の合格率は例年30%程度と決して簡単な試験ではありません。一応は国家試験ですしね。

しかし、試験に受かることだけを考えれば、勉強すべきポイントはかなり絞られるので、効率良く学習すれば、限られた勉強時間でも一発合格するのは十分可能と思います。各地で講習会も開催されていますが、高額な講習会を受ける必要もないでしょう。

私が勉強に取り組んだ期間は約3ヶ月。平日に1時間、週末に3~4時間という感じです。ただ、毎日、必ずこの時間を勉強に費やしていたわけではありません。最初の2ヶ月ぐらいは、時間に余裕があれば勉強するという感じでして、全く勉強しない日も多く、集中的に勉強を始めたのは試験1ヶ月前からです。

つまり実質は1.5ヶ月程度の勉強時間で合格できたという感じですが、私は理系出身なので、初歩的な電子回路や通信技術の知識があったことも大きいと思います。といっても、オームの法則とか符号化の仕組みとかデシベル計算とかそんな程度ですが・・

おそらく、文系出身の方などで、全くこういった分野の知識がない方は、私が取り組んだ3ヶ月では不十分で、基礎を知識を学ぶための学習時間が1ヶ月程度は必要になるのではないかと思います。

オススメ参考書と過去問

まずは合格に必要な参考書と問題集を紹介します。

私が購入した参考書と問題集は以下の2冊のみです。ちょっと古いですが、誰もが推薦している定番書籍ですから、迷わず買っておいて間違いはないです。


ただ、この二冊は重複している問題が多いため、十分に時間がない場合は集中ゼミの方だけでも良いと思います。

また、集中ゼミは参考書といっても、過去問をベースとした試験に特化した内容となっていますから、文系の方など、全く知識がない人は別途以下のような参考書を必要に応じて使うのが良いと思います。


過去問ですが、過去3回分については日本無線協会のサイトからpdfがダウンロード出来ます。

■日本無線協会のサイト
http://www.nichimu.or.jp/kshiken/siken.html

ただ、私はそれでは不十分だと思い、以下のサイトから過去5年分(平成27年~平成23年)を手に入れたうえで印刷しました。

5年以上前となると試験傾向も違うと思いますし、試験の解き方がわからず解説を見たいと思ってもなかなかネットで見つけられないことがあるので、過去問は多くても4,5年分で十分だと思います。

■過去問分析で陸特絶対合格
http://rikutoku.com/index.php?%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89

勉強の取り組み方

1. 集中ゼミを1回通しでざっと読む。(2週間)
内容が全く理解できず最初は読むだけでも相当辛いかもしれませんが、一陸特という試験がどういうものなのか、おおよその雰囲気をつかむのが目的なので、とにかく読み進めます。この段階では、頭を使って内容は理解する必要もありません。私はだらだらと毎日少しづつ2週間かけて読みました。

2. 集中ゼミの過去問を回答を見ながら解く。(3週間)
集中ゼミは参考書と言っても解説よりも過去問がメインの構成となっており、各章に基本問題と応用問題が用意されています。ここでは、これらの問題を回答や解説を読みながら解いていきます。

難しい公式も色々出てきますが、公式の暗記は不要です。解説と回答を使い、問題の解き方が理解できればOKです。集中ゼミは解説や図も少ないので、わからない場合は必要に応じて一陸特受験教室などの別の参考書やインターネットで調べます。

しかし、計算問題など、いくら調べても解法が理解できない問題が出てくるかもしれません。そういった問題はテプラ等でマーキングして、ここでは飛ばして先に進めていきましょう。後で余裕が出たら調べれば良いですし、計算問題は捨て問としても大丈夫です。(結局、私はマークしたものの二度とやることはありませんでしたが・・)

3. 合格精選470題を回答を見ながら解く。(3週間、省略可)
先ほどと同じノリで、回答を見ながら問題を解いていきます。いきなり回答見てしまって構いません。最初から回答を照らし合わせながら、あぁ、こうやって解くんだなというところがわかればOK。

集中ゼミと重複している問題が多いので、3は飛ばしても構わないです。

4. 過去問を回答を見ながら解く。(2週間)
いよいよ過去問です。私は上の1~2までを2ヶ月じっくりかけて行い、過去問に着手したのは約1ヶ月前です。

最初はこれまで同様に回答を見ながら解いていきます。詳しい回答が必要な場合は過去問分析で陸特絶対合格のサイトで調べます。

こちらのサイトの方針は計算問題は最初から捨てる方針のため、残念ながら計算問題の解説がありません。ですので、計算問題で解法がわからないものについては、集中ゼミや合格精選470題の類似問題を見つけて、解法を調べます。

過去問を3年程度やると、似たような問題が毎年出ていることに気づくと思います。もちろん、余裕があれば、集中ゼミや合格精選470題の過去問を完璧にするべきなのですが、余裕がない、もしくは最低限の学習で効率的に受かりたいとかであれば、直近の過去問数年分をマスターするのが最も効率的だと思います。

5. 過去問を本番のつもりで解く 1~2回(1週間)
今度は回答を見ずに過去問を解いてみます。本番の試験時間は3時間ですが、そんな時間を使う必要はなく、すぐにわからない問題は不正解として飛ばしていきます。結果、分からない問題や不正解となった問題には問題の数字を赤丸してマーキングします。

余裕があれば、もう一度解いてもみて、分からない問題や不正解となった問題には赤丸を付けます。2回目とも不正解だったら二重丸にして目立つようになります。

6. 過去問に回答を赤で書き込んで読み込む(1週間)
過去問に回答を赤字で記入します。計算についても書き込んでしまいます。あとは試験までの間、時間の許す限り、赤入れした過去問をひたすら読み込みます。

試験当日は赤丸をつけた自分が間違えやすい問題に絞って暗記するのでも良いでしょう。赤ペンは消せるボールペンこと、フリクションボールが超おすすめですよ。

私はこの状態で2回、ざっと流しましたが、この段階まで来ると選択肢を見るだけで回答がわかる問題も少なくないため、時間はほとんどかからないです。法規なら5分、無線工学なら30分というところでしょうか。

7. 要点メモを作る
上の4番あたりまでくると、自分の弱点や暗記すべき項目が見えてくると思いますので、ノートにまとめます。私の場合はA4用紙1枚にまとめました。

まとめた内容は以下で、ほとんどが公式です。つまり、公式はこの程度しか覚えなくても満点が取れるということですね。ただ、オームの法則ぐらいの基礎の基礎までは要点メモには記載していません。

  • デシベルと進数の関係
    語呂合わせで覚えます
    "深夜4時にイチゴ 食う クロウさんのおんなはデブ"
    [真]8 4 2 1 5 = 9 6 3 0 7 [dB]
    ※詳細はコチラのサイトで。
  • 電波の型式リスト
    こじつけでも何でも良いので丸暗記する
    TV → フジテレビ → F みたいな連想でも良し。
  • 直列共振回路のQ(公式)
    Q = (W・L) / R = 1 / (W・C・R)
  • 並列共振回路のQ(公式)
    Q = R / (W・L) = W・C・R
  • 共振周波数
    f = 1 / (2・π・√LC)
  • FETの種類
  • ダイオードの種類とその特徴
    順方向か逆方向か、どういう特性を持つか。
  • 電力計の種類とその特徴
  • STC, FTC, AFC, IAGC の意味
  • 屈折角度
  • アンテナ実効長
    スリーブアンテナ、ブラウンアンテナ:λ / 4
    ダイポールアンテナ: λ / π
    ※4文字のアンテナは分母が4と覚える
  • 見通し距離(公式)
    k =1 → d = 3.57 (√h1 + √h2)
    k =4/3 → d = 4.12 (√h1 + √h2)
  • 相対電力(公式)
    八木相対[db] = ダイポール[W] / 八木 [W] + 八木[mV/m] / ダイポール [mV/m]
  • 等価雑音電力
    Nr = k・T・B・F
  • 変調指数(公式)
    m = ⊿f/fm
  • 絶対利得と相対利得の関係(公式)
    絶対利得 = 相対利得 + 2.15
  • 多段等価雑音(公式)
    T = T1 + T2 / G
    F = F1 + (F2 -1 ) / G   (分母の1は省略可)
  • 雑音指数(公式)
    F = (Si / Ni) / (So / No) = No / (G・Ni)
  • 開口効率(公式)
    G・λ^2 / (4・π・A)
  • 占有周波数帯幅(公式)
    2S + 2SH
  • 負帰還増幅回路(公式)
    Af = 1 / (1 - A・β)
  • 電圧定在波比(公式)
    S = (1 + Γ) / (1 - Γ)
  • 同軸給電線の特性インピーダンス(公式)
    Z = 138 / √ε ・ log D/d
    ※数字は覚えなくてもOK

免許申請方法

試験に合格したら免許申請です。

必要な書類や提出先などはコチラの資料に詳しく書いてあります。
一応、列挙すると以下のとおり。

1. 申請書
以下のサイトからダウンロードしてA4サイズで印刷します。

■ 免許申請書
http://www.tele.soumu.go.jp/resource/j/operator/03A.pdf

記入例はコチラの資料の3ページ目を参考にしてください。

2. 写真
試験に使ったものと同じ30mm × 24mmでOKです。申請書に貼り付けます。

3. 氏名、生年月日を証する書類
住民票の写し ・戸籍抄本、印鑑登録証明書などが使えます。

4. 1,750円分の収入印紙
郵便局の郵便窓口で購入します。貯金の方じゃないですよ。これも申請書に貼り付けます。

5. 82円切手 2枚 +310円切手 1枚
送付用の82円切手と、返信用の82円切手+簡易書留用310円切手です。手渡しで配送してくれる簡易書留が安心だと思いますが、お金を節約したい方は普通郵便でも大丈夫です。

6. 封筒 2枚
普通の長形3号(120mm × 235mm)で構いません。1枚は返信用です。
返信用封筒には住所氏名、さらに、82円+310円分の切手を貼り付けて、赤字で「簡易書留」と明記します。

あとは必要事項を記載した申請書に写真と収入印紙を貼り、証明書類・返信用封筒(切手貼り付け済)を同封のうえ、管轄の総合通信局へ発送するだけ。送り先住所はコチラの資料の2ページ目に書いてあります。

免許が届くのは1ヶ月程度日数がかかるそうなので気長に待ちましょう(^^)

[後日追記] 約3週間で免許が届きました。証拠のために一部をアップしておきますが、噂通り、富士山のホログラムが入っていてキラキラしてます。カッコイイ。ちなみに、電気工事士と違ってケースには入ってなくてむき出しで届きました。これだけ綺麗だとケースに入れて大切にしたくなります。

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一陸特の次に取得すべき資格は?

昨年の電工二種に続き、今年は一陸特とわりとコスパの良い電気系資格を取得しました。私の言うコスパとは、勉強にかけた時間や教材費用に対して、どれだけの求人が多いかです。

いわゆるビルメン四点セット(二種電気工事士, 二級ボイラー技士, 危険物取扱者乙種4類, 第三種冷凍機械責任者)を制覇するのが定番な気もしますが、電工二種以外の資格は試験回数も多く内容も簡単なので、やろうと思えばいつでも取れるということであえて後回しです。

ちなみに、ビルメン四点セットは冷凍機械責任者でなく、消防設備士の甲種もしくは乙種と言われることもありますが、一陸特の資格があると、甲種消防設備士の受験資格も得られるんですよ。これ、意外と知られてないですよね。

また、一陸特を取った方には上位資格である一陸技に挑む人も多いと思いますが、一陸技は難易度の割に、意外と求人が多くないということで、こちらも後回し。

で、色々と悩んだ結果、私が選んだのが候補が「工事担任者 総合種」です。

工事担任者は電工二種には及びませんが、そこそこ需要もありますし、先に工事担任者の資格を取ることで、一陸技の基礎が免除になるため、難易度の高い一陸技の負担を多少は下げられるかなと思った次第です。

【後日追記】これ完全なる誤解でした。以下の資料に記載がありますが、工事担任者資格で免除とできるのは、第二級総合無線通信士、第三級総合無線通信士、第二級海上無線通信士の無線工学の基礎でした・・ 一陸技の難易度を下げるためには、伝送交換主任技術者の資格を取得して、無線工学の基礎及び無線工学Aを免除するのが良さそうですが、伝送交換も簡単ではないですよね。参りました・・

http://www.nichimu.or.jp/denpa/files/h09.pdf

ということで、今後、工事担任者の勉強記録等を書いていくと思いますのでよろしくお願いします。

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