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「2DSなんてだっせーよな、3DSの方が面白いよな」

2ds

ニンテンドー2DSが日本でも発売されることになりました。

すでに海外では発売されていますが、最初に2DSのニュースを見た時に、エイプリルフールネタだろって思った方は少なくないはず。

私もその一人なわけですが、予想に反して、諸外国では2DSが意外と売れているというニュースを耳にしました。

まぁ、海外は貧富の差が大きいし、他のゲームマシンも海外専用のローコスト版をリリースしていたので、日本人から見るとキワモノに見えても、海外では一定の需要はあるんだろうなぁと勝手に納得していたものでした。

2DSが日本でも発売

このニュースを見た時に、またも一瞬自分の目を疑いました・・

任天堂は、携帯型ゲーム機「ニンテンドー2DS」を来年2月27日に発売する。「ニンテンドー3DS」のソフトを遊ぶことができるが、3D表示機能を省い て価格を抑えているのが特徴だ。ゲームボーイ版初代「ポケットモンスター」ソフトが付属するパックを9980円(税別)で販売する。

ニンテンドー2DSは2013年、海外市場向け3DSのてこ入れとして欧米で発売していた。現行機種「ニンテンドー3DS」の売りの1つである裸眼立体視機能を省いた廉価版で、折りたたみ機構をやめて上下2画面を持つ一体型デザインを採用しているのも特徴だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151225-00000040-zdn_n-prod

ブランド志向の高い日本ではこういったローコスト版は流行らないという確信を持っていたもので。iPhone 5Sの廉価版、iPhone 5C なんて覚えてますか? 全く相手にされませんでしたよね?

かつて、セガがドリームキャストという新ゲーム機を発売した時のCMで、子どもたちが「セガなんてだっせ~よな」「プレステのほうが面白いよな」と話すセガの自虐CMがありました。

私の感覚では、2DSなんてものを学校へ持って行こうものなら、失笑され、最悪、いじめという事態にも発展しないかなとも思っていたのです。

ゆえに、当初、日本での2DS発売を見送った任天堂は正しい判断なのだと思っていました。そして、今回の国内発売はぜったいに失敗するだろう、だって2DSなんてだっせーもん、と。

 

が・・

 

2DSが日本でもバカ売れ

Amazonのランキングを見て驚きました。

ゲームランキングの上位をニンテンドー2DS本体が独占しているのです・・

なんと上位4位のうち、3つがニンテンドー2DSです。

2ds_ranking

これは意外でした。

しかし、いったいどんな層が買われているんでしょうね?

もちろん、マニアな方々がコレクター目的で買われているのはあるとしても、ここまで売れているということは、ニンテンドー3DSのメインターゲットである小中学生層にもウケている気がしますね。

はたして任天堂の目的は?

昨今、経営の悪化が懸念されている任天堂ですが、先日、岩田社長が亡くなられて、新たに君島社長が就任されました。

社長変更により経営方針は大きく変わり、すでに岩田社長があれほど拒んでいたスマートフォン市場への参入もあっさり果たしています。

ゆえに今回のニンテンドー2DSの国内発売も社長変更によるものではないかと推測しています。

その狙いですが、

日本では好調を保っているニンテンドー3DSですが、海外ではかなり売れ行きが落ちているということもあり、また、ニンテンドー3DSの新しいバージョンであるnewニンテンドー3DSにシフトしていくことで、旧3DS/2DSの部品の在庫を多く抱えている可能性があると考えています。

よって、抱え込んだ旧3DS/2DS専用の消費するために、新たな販路として、低所得者層向けのマシンを用意したのではないかと。

こういった手法はわりと行われる手段で、かつて、PS Vitaの部品を処分するために、Vita TVというモデルが用意されたのは有名な話ですよね。

 

 

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