本日、税務署まで出向いて平成29年分の確定申告をして参りました。
例年、確定申告期間中、2回だけは日曜日に対応してくれるですが、その2回のいずれも行けなかったので、やむを得ず、会社を半休しました。
ブログ運営を初めてから、かれこれ5~6年になりますが、2017年はついにアフィリエイトの収入が20万を超えることができました。(複数のブログを運営していますので、このブログだけの収益ではありません。)
さて、確定申告のやり方ですが、昨年と同様でe-taxのサイトで必要書類を作成&印刷しました。
この手の作業は苦手な方が多いと思いますので、手順の詳細をブログで書こうかと思いましたが、昨年の以下の記事とほとんど変わらないので改めて書く必要はないかなと思いやめました。
詳細を知りたい方は以下の記事をどうぞ。
-
サラリーマンだけど雑所得が20万を超えてしまったのでネットで確定申告書を作成しました。
昨年までは医療費の控除申請はしていなかったのですが、今回は私の歯医者の虫歯治療だけで50万を超えてしまったので、医療費控除の申請を行いました(^^;
上記の記事では医療費控除のことは説明していませんでしたので、医療費控除のやり方について、ちょっとだけ補足しておきます。
医療費控除の方法
医療費の入力の方法にはいくつか方法がありますが、私は医療費集計フォームを使う方法をとりました。
手入力は大変手間ですし、かといって、健康保険組合などから発行される医療費通知(医療費のお知らせ)では12月分や保険適用外の医療費が含まれていないためです。
医療費集計フォームは確定申告書コーナーの左側のメニューからをダウンロードできますので、まずはこれを手に入れましょう。
毎年バージョンが上がっているようなので、常に最新版を使ってください。
確定申告書等作成コーナー
https://www.keisan.nta.go.jp/h29/ta_top.htm#bsctrl
医療集計フォームに医療費や交通費を入力しますが、病院ごとにまとめて記載が可能です。
医療集計フォームの入力が完了したら、確定申告書等作成コーナーから読み込むだけです。
以下の画面で「医療費控除を適用する」を選択します。
「医療費集計フォームを読み込む」を選択し、先ほど作成したExcelファイルを指定したうえで、右下の「選択したファイルを読み込む」をクリック。
読み込み結果を確認しエラーがなければ「次へ進む」をクリック。
↓こんな感じでExcelの内容が転送されて完了です。
領収書はどうする?
平成29年分の確定申告からの領収書の提出・提示が不要になりましたが、その代わりに5年間、自分で保管する必要があります。
但し、平成31年までは経過措置として領収書提出も認められることのことです。←これ重要です。
家族全員の医療費の領収書はそれなりにかさばりますし、それを5年も管理しておくのはめんどうなので、今回は税務署に提出してきました。
最初は「医療費控除の明細書があるので領収書は不要です。こちらでは受け取れません。」となぜか拒否られたのですが、「平成31年分までは経過措置で、従来通り領収書も提出できると聞いており、5年も保管するのはこちらとしても大変なので提出したい。」とお願いしたところ、凄い嫌そうな顔して受け取ってくれました(^^;
やっぱり、税務署的には邪魔な存在なんでしょうね。ちなみに税務署が保管する期間は2年だそうです。なのに個人に課す管理機関は5年っておかしいですよね。
国税庁は「医療費のお知らせ」が使えるようになったので確定申告の作業が楽になりましたよ!と宣伝していますが、正直、あまりメリットと感じませんね。上で書いた通り、12月の医療費、保険適用外費用、交通費などの記載がないためです。中途半端なんです。
むしろ新たに個人に課せられた5年保管のデメリットの方がインパクトが大きいですね。狭い家で大量の紙くずを5年も管理しないといけないなんて・・
てことで、税務署に嫌な顔されようとも、我が家は平成31年分までは領収書は提出したいと思います(^^;