センサーライトとは人が近づくと明かりが点灯する主に防犯用として使われるライトです。
他人の家の前を通った時に、突然、明かりがついてびっくりした経験がある方も多いと思いますが、あのライトです。単にスポットライトとも呼ぶようです。
先日、家の前に置いておいた植木が夜間に盗まれるという事件がありました。実は過去にも靴や自転車を盗まれたこともあり、ちゃんと防犯対策をしないといけないなぁと思っていました。
センサーライトはただの威嚇にすぎませんから、もし泥棒が明かりを気に留めなければ、何の防止効果もありませんし、監視カメラと違って犯人を特定することもできません。
ただ、多くの泥棒は明るい場で作業をすること望まず(当たり前か・・)、また、防犯意識の高い家を避ける傾向があると言われており、センサーライトは防犯対策に一定の効果があるようです。
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日本で人気のセンサーライトは水に弱く壊れやすい!?
Amazonや楽天で売れ筋のセンサーライトを調べたところ、種類としては大きくわけてACケーブル式、ソーラー電池式、乾電池式とあります。
特に人気なのは配線が不要なソーラー式と乾電池式ですが、ソーラーは充電池が劣化するので長い年月つかうことを考えると乾電池式のほうが良いでしょう。
いずれのタイプもムサシとELPA製のものが人気ランキングの上位を占めているのですが、よくよくAmazonなどのクチコミ評価を見ると、すぐに故障してしまった人がかなり多くみられます。
特に目立つのは「雨に弱い」「強度がない」「高温時にセンサーが機能しない」といった致命的なものです。さらに悪い事に、メーカーのアフターサポートの対応がいまいちとの声も・・
我が家の設置予定場所にはかろうじて屋根がありますが、強風の時はどうしても雨が吹き込んでしまうため、水に弱いのでは困ります。
センサーライトの価格はせいぜい数千円ですが、取り付けの手間とかを考えると、さすがに3ヶ月とかで壊れるのは許容できるものではありませんね。
海外で絶大な人気を誇るおすすめセンサーライト
そこで海外ではどのようなセンサーライトが売られているのかとアメリカのAmazonで調べてみたところ、めちゃめちゃ売れてるセンサーライトを発見しました。
こちらです↓
こちらはMr.Beams(ミスタービームス)というLEDライトの専門会社が販売している乾電池タイプの防水センサーライトですが、レビュー数はなんと5,500件と圧倒的でしかも平均4.5点と好評価です。
アメリカ人はそのごっつい体格で説明書も読まずに乱暴に扱う傾向があると私の会社では分析されていたりするのですが、そのアメリカ人にこれだけ愛されているということは、相当な頑丈な作りに違いないです(笑)
我が家ではサプリ類をiHerb(アイハーブ)で購入していますが、その理由は世界市場で売れている製品は品質も高くて価格もリーズナブルだからです。
ガラパゴス化した日本だけで商売をしている会社の商品は、品質・コスパともに、概して世界基準に及ぼずないと考えており、これはサプリも電気製品も同じだと思うのです。もちろん日本人に特化した製品については日本の会社のものが良いとは思いますが・・
ということで、我が家で初めてのセンサーライトはこちらのミスタビームス製のセンサーライトを購入することに決定しました。
ここ数日は円高に触れているので、Amazon USから輸入することも考えたのですが、よくよく調べた所、日本のAmazonでも販売していることがわかりました。知名度がないせいか、まだレビューがありません(^^;
アメリカで売られているのはこちらの140ルーメンタイプ。
そして次に売れているのが300ルーメンのより明るいタイプです。300ルーメンとは一般的なLEDランタン程度の明るさをイメージしてもらえると良いかと思います。
いずれも国内メーカーのセンサーライトと同レベルの価格帯でとてもお手頃価格。輸入するよりAmazonで買った方がてっとり早いですね。
万が一、何かあってもAmazonなら簡単に返品処理ができますから。
無線連動タイプを購入
ミスタービームスの商品ラインナップを見ていたところ、無線連動タイプが売られている事に気づきました。
無線連動タイプとは、センサーライトを複数設置して、どれかが人の動きを感知すると、それに連動して他のセンサーライトも点灯するライトです。以下の図がイメージイラストです。
一つでも検出すれば、多くのライトを一斉に点灯させることができるので、泥棒をより威嚇することが可能だと思います。
また、例えば、1つを家の中に設置しておけば、家の外の侵入者を感知して、部屋の明かりをつけることなんてことも可能になります。
主なスペックをまとめておくと以下のとおりです。
照度:200ルーメン
照射面積:37㎡
電池:単一アルカリ電池3本自動消灯:点灯後20秒
人感センサー感知距離:4.5~9m
連動可能距離:50m
保証期間:購入後1年
使用回数:4200回点灯(1日8回点灯として約525日)
定価はこちらの無線連動タイプの方がノーマル300ルクスタイプより高いようなのですが、たまたまAmazonでは無線連動タイプが安くなっていたので、今回はこちらを購入することにしました。
Amazonの写真ではライトが1個しか写っていませんが、製品名に書いてある通り、2個入りの商品です。単品売りもしており、後から追加が可能です。乾電池は別売りなので一緒にパナソニック製のアルカリ電池も購入しました。
センサーライト開封の儀
今回を機にAmazonプライム登録したので、お急ぎ便を使って注文後わずか数時間で手に入れる事ができました。
意外だったのが化粧箱が完全に日本語仕様になっていたことです。てっきり、輸入代理店が海外仕様の製品をそのまま横流ししていると思っていたのですが、中の解説書も日本語でした。故障時の対応なども日本で対応してくれるようで安心ですね。
初めて製品を手にとってすぐに感じたのは非常にシンプルで無駄のない作りということ。質実剛健とでも言いましょうか。これだけシンプルだと簡単に壊れる感じが全くしません。
材質はプラスチックですが、落ち着いた質感で強度も十分にあり、さほど安っぽさは感じません。壁に取り付けますから軽量で防水性のあるプラスチックを使うのは必然ですね。
中を開けて電池を3本入れたところです。電池の下側に小さい基板があるだけで、製品の容積の大半は電池が占めることになります。無駄がまるでありません。
非常に分かりづらいのですが、隅っこに赤いディップスイッチがあります。これは無線連動の設定用で、同じ数字に設定したライトが連動することになります。これがあることで、隣の家が同じ製品を使っていても混信を避けられるということです。
取り付けはネジ三本のみです。本当は先に白い部品(取り付け用ベース)を差し込むらしいのですが、これを差し込む穴を開けるのがめんどうなので私は使いませんでした。キリで細い穴を開けた後、付属のネジ3本をドライバーでねじ込むだけで簡単に設置完了です。
世界に認められたセンサーライトの実力
設置した場所の写真は家バレするので割愛させていただき、代わりにAmazon.comで紹介されている実際の写真を紹介しておきます。
実際の動作も順調で、センサ感度、明るさともに非常に満足しています。
部屋のすぐ脇に取り付けたのですが、部屋の明かりが付いている時はガラスから漏れる薄ら明かりがあるため、人が近づいても動作はしません。つまり、本当に真っ暗闇になった時だけセンサーが反応するということです。
夜間、部屋に人がいる時でも反応してしまうのかなと心配していたのですが、そういった心配はなく、無駄に電池を消費することはないようで安心しました。嬉しい誤算です。
あえて欠点を言うならば、ライトの上下位置は簡単に変更できるのですが、左右の首振りができないことです。これで左右首振りが調整できるようになれば最高だと思いますが。
いまだAmazon等でレビューはありませんが、とてもおすすめの商品なので、グローバル品質の質実剛健な防水センサーライトをお探しの方はぜひお試し下さい。あ、ミスタービームスの回し者ではありませんよ(^^;
家の防犯対策としてはしばらくはこのセンサーカメラ2台で様子を見たいと思いますが、ダメ押しの対策でダミーのセキュリティステッカーでも貼っておこうかと思案中です。
センサー感度が良すぎるので対策【後日追記】
数日前にセンサーの電池が切れました。設置から約5ヶ月後です。
1年ぐらいは持つかと思っていたのですが、想定以上に道路を車や人が通るうえ、センサーの感度が良すぎて道路の奥側(家とは逆)を歩行する人にまで反応してしまい、日に数十回も点灯してしまったのが原因です。
そこで、電池を交換するついでにセンサーの検出範囲を制限することにしました。
センサーの検出範囲を制限するのは非常に簡単で、上のセンサー部の一部をビニールテープ等でマスキングしてあげるだけです。
我が家の場合、道路に対して斜め方向にライトを設置しているのですが、道路側の感度を抑えるために道路側である左側を半分ガムテープで覆いました。
本当は筐体と同じ色の黒いビニールテープを使えば見栄えも良いと思いますが、とりあえずは普通のガムテープで処置しました。
冒頭にも書いたように、日本製はすぐに壊れる製品が多いようですが、このミスタービームスは半年経っても絶好調で稼働しています。さすが全米が絶賛するライトだけあります。やはり、こういったアウトドア製品やサプリなどはアメリカ製に限りますね。