年をとるにつれて飲む薬が増え続け、しかも薬によって飲むタイミングが異なるので、頭を悩ませている年配の方も多いかと思います。
かく言う私の親もその薬漬けの1人でして、毎日毎食後にたくさんの薬を飲んでおります。
旗から見ていても結構な手間だと感じたのと、万が一、間違って違う薬を飲んだりしたら大変だなと思いまして、何とか助けてやれることはないかなと考えました。
最近人気の日割り薬ケース
ご存じの方も多いかと思いますが、最近ではAmazonや100均などで、一週間分のお薬を小分けに分別整理するためのお薬ケースが売られています。
例えば以下のような商品↓
これらのケースは一週間分、朝昼晩と別れているので、週末にでもまとめて整理して入れておけば、飲む側は非常に楽だと思います。
一応、iHerbでも様々なピルケースが販売されています。紹介しきれないのでこちらはリンクだけ貼っておきますが、ケースラベルが英語表記となっているため、高齢者には不向きかもしれません。
http://jp.iherb.com/Pill-Organizers
私も最初はこの手のお薬整理ケースの導入を考えました。
しかし、こういったケースには以下のような欠点があります。
- 毎週、一週間分を準備しないといけない。
- 1回分のボックス容積が小さすぎて薬が入り切らない場合がある。
毎回準備する手間についてはやむを得ないとしても、ケース容積が小さすぎる問題はどうにもなりません。
無いものは自作する
仕方ないのでお薬整理ボックスを自作することにしました。
ブログ用に作る過程を記録しないまま、一気に作ってしまったのでいきなり完成写真を紹介します(^^;
写真からどういったものか伝わりますでしょうか?
単に100均で買った8個に別れた普通のプラスチックの整理ボックスに、薬情報を書いたカードを付けたというだけの代物です。
薬カードはパソコンで以下のようなものを作り、用紙に印刷してカットした後、強度を上げるために裏にダンボール紙を糊付けしました。
PCに慣れている人であれば、パワポやエクセルで簡単に作れるでしょう。
カードに記載しているのは
- 薬の名前
- 飲むタイミング(朝・昼・夕)
- 薬の効果を簡単に
- 薬の写真(ネットで拝借)
我が家の場合、朝昼晩1錠づつなので特に数量を書いていませんが、2錠づつ飲むことがある場合は「朝2」とか数字を入れるのが良いと思います。
この整理ボックスのポイントは
- いつ何を飲めば良いかが一見して分かる。
- 毎週薬を補充する必要がない。
- 一度に沢山薬を飲む人も使える。
というところでしょうか。
欠点としては薬が少なくなると指で取りづらくなるというところです。
この欠点を補うために、我が家ではピンセットを購入してお薬セットのわきに備え付けるようにしていますが、薬が少なくなったらケースの底に何か詰め込んで底をかさ上げしてあげるのでも良いかと思います。
また、現状は空きスペースがあるのでそこに点耳薬などを入れています。
薬カードを印刷する手間はありますが、面倒な人は厚紙などにマジックで必要事項を書き入れるだけでも十分だと思います。
我ながら満足度の高い出来だったので、今度は同じノリでサプリケースでも作ろうかと思っていますが、サプリの場合は薬のように個装されていないのでフタ付きの整理ケースを探さないといけませんね。