近頃話題のJASRAC。
個人のピアノ教室からも楽曲の著作権使用料を徴収すると発表したと思えば、結婚式用ビデオ制作会社や美容室を提訴したりと、そのJASRACの強硬なやり方には何かと悪評ばかり付きまとっています。
私もJASRACのこういった対応はいささかやり過ぎという感じつつも、私自身への影響はほとんどない話ということもあり、正直、さほど関心を持つことはありませんでした。
しかし、そんな矢先、私がサーバーをレンタルしているロリポップからある一通のメールが届き、JASRAC問題は他人事ではないと痛感させられることになります。
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【ロリポップ!】お客様のアカウントを停止いたしました
平素はロリポップ!レンタルサーバーをご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度、一般社団法人日本音楽著作権協会 JASRAC 様よりお客様が運営するサイトのコンテンツに対してプロバイダ責任制限法に基づく送信防止措置依頼がございました。
そのため、利用規約に基づき、お客様のアカウントを停止いたしました。
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【対象URL】
http://****.***/****/【侵害されたとする権利】
著作権法第21条の複製権及び第23条の公衆送信権(送信可能化を含む。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本件につきましては、お手数ではございますがユーザー専用ページ内の〔お問合せ〕よりご連絡くださいますようお願いいたします。
ユーザー専用ページからのご連絡をいただき次第、該当箇所の削除を行っていただけますよう、アカウントを再開させていただきます。
実は過去に運営していたブログにて某アニソンの歌詞を引用した記事がありまして、その記事が著作権法を侵害しているので削除をしなさい、ということのようです。
該当記事を書いた当時もインターネット上には歌詞を書いたブログは無数にありましたから、特に違法であるという意識をもたずに、歌詞を掲載してしまった無知な私に非があるのは認めざるを得ません。
しかし、年に数人しかアクセスのない記事に対してまでクレームをしてくるJASRACの姿勢は理解できません。相当に暇なのでしょうか?(^^;
今回のJASRACの対応には頭に来ますが、実はそれ以上に頭にきているのはレンタルサーバー会社のロリポップの対応だったりします。
私はロリポップの1つのアカウントで複数のサイトを運営しているのですが、このアカウントが停止された関係で、全てのブログが一斉に即時停止したわけです。アカウントを停止せずとも該当ブログだけ停止させるような手段もあったと思うのですが・・
さらに困ったのが、記事を修正をしようともまずはロリポップのWEBサービスからメールで依頼をしないといけないのですが、メールで依頼してから実際に解除されるまで約18時間がかかったことです。
そもそもアカウント停止する前に、猶予期間の事前通達があってもよいと思うのです。
アカウント解除後に与えらられた修正猶予期間は3日間でした。こんな猶予期間をくれるなら、最初のアカウント停止前に12時間でいいから、猶予期間を用意して欲しいものです。
以前、twitterのbotを運用していたことがあったのですが、twitterアカウント名が某社のブランド名を連想させる云々のクレームを受けたことがありました(^^;
しかし、twitter社は即時アカウント停止のような措置は取らず、事前に猶予期間の通達がありました。いついつまでにアカウント名を変更しないと、アカウントを停止しますよとね。
他のサーバーが今回のように即時アカウント停止のような対応をするのかどうかはわからないのですが、ロリポップよりも評判の良くて、電話サポートもあるXサーバーへの移行を本気で考えようと思います。
ちなみに、よくよく調べたところ、主要なブログサービスはJASRACにお金を払っているそうです。ブログで気兼ねなく歌詞を書きたい方にはこういったブログサービスを利用するのがよいかもしれません。